私は水道事業者として、栃木県の芳賀町で台所の詰まり修理を実施させていただきました。 今日の事例は、システムキッチンのシンクの排水の詰まりです。 キッチン詰まりは、手前のゴミポイトラップが大丈夫であればその奥の排水管の詰まりです。確認した結果、排水管に油汚れがへばり付いて管が細くなり詰まりを発生させていることが分かりました。

まずは、排水溝の部品を分解して清掃を行いました。清掃を行うのは、何も特殊な機械を使用するわけではなく、人力作業にて清掃作業を実施します。今回の事例では、この作業を行うだけで問題を解消することができました。 しかし、同じような使用を繰り返していると、また配水管が詰まってしまって、同様の事象を引き起こしてしまいます。

我々、水道事業者としましては、お客様にご不便をおかけしない観点より、配水管パイプの洗浄剤をお勧めしております。顆粒状のものやジェルタイプのものがありますが、これらを定期的に使用することにより、配水管の詰まりを予防することが可能です。また、洗浄剤をチョイスする際のポイントとしては、いわゆる劇薬を推奨していないことです。

もちろん、劇薬の場合は高い効果をもたらすことが可能ですのでメリットもしっかりとあります。ただし、使用方法などを間違えてしまうと人体に影響を与えてしまうというデメリットも潜んでいることは否めません。劇薬でなくともマメにメンテナンスすることで排水管を詰まりにくくする為の高い効果を期待できるため、安心安全に使用していただくという思想のもと、劇薬でないものをお勧めさせて頂いております。日々の日常を過ごすにあたり必要不可欠な場所となっております。

お客様で適切な掃除をして頂くことで、快適にご使用いただける環境を確保すると共に、詰まったから直すという事後保全型の維持管理ではなく、詰まらなくても日ごろから掃除やメンテナンスをしてやることによる予防保全型の維持管理を推奨しています。台所を維持管理するためのランニングコストを数十パーセントですが抑えることが出来るでしょう。そのうえで、不具合が生じるようでしたら、我々水道事業者を頼っていただけますと、迅速に対応させていただきます。