僕は栃木県で水道修理をしています。お陰様で水道や排水の故障で日々忙しくしています。 昨日は茂木町で「浴室の排水管が詰まっていて、排水が流れず困ってます」と夜の7時頃に連絡があり、急遽伺いました。

行ってみると確かに排水ができず、汚水があふれ出してきてました。「大丈夫でしょうか?」と不安がる奥様。僕は「はい、大まか、二つのこと考えられるので、調べてみますね」と排水口の蓋をまずあけ、中のごみを引っ張り出せる針金で中をぐりっと探ってみると「やはり髪の毛でしたか?」と絡みあっている髪の毛がごそっと出てきました。

奥様も「ま、すごい」とびっくり。「髪の毛が長い私と娘の髪ね。豆に掃除していたはずなのに」と奥様。「そうなんですよ。髪の毛って、やっかいで奥の方で絡んだりしてて、表面上の掃除だと取れないで溜まっていって、どんどん絡まって行って、しまいにはこんな感じの塊になってしまうんです。

この塊もあくまでも上部の部分のモノなので、液体でもっとしっかり溶かして除去しますね」と次亜塩素酸の入ったパイプクリーナーを流しこみました。「これはタンパク質を溶かす作用があるのですよ。ホームセンターでも売っているので、もし、また、このようなことがあれば、まず、一度、次薬剤を流して一晩そのままにしておいてみてください。おそらく、翌朝にはすっかりパイプは通っていると思いますよ

。それでも何ともならない時には連絡くださいね」と奥様にご説明して、僕は現場を去りました。僕のモットーは、一度現場に向かったら、次回の故障の時にはご自宅でできることをお伝えすることです。 今回は、髪の毛なのでこちらのパイプ洗浄剤をお勧めしましたが、もう一つ、体の油脂がパイプに張り付いて排水できない時もたまにあります。その時は重曹入りのものを使った方がいいです。

その内容を書いた一言アドバイスの「パイプのお友達」っていうタイトルの裏ワザ虎の巻も置いてきました。これ、僕のアイディアで、社長さんに作りたいって言ったら「お客さまのためになるなら、作っていいよ」と了解いただき作った結構いい案内書なのですよ。 お陰様で、ここの水道屋さんはアフターフォローがいいって評判いただくまでになりました。 とにかく頑張ります。水にかかわることでしたらどんなことでも遠慮なく言ってください。