下野市は宇都宮市に隣接する栃木県南部の町です。国分寺跡や薬師寺跡、国分尼寺跡など様々な歴史的建造物も点在する文化的な一面もあり、また田園風景も広がる非常にのどかなエリアです。今回は、この下野市の一戸建てにお住いのお客様から、風呂の排水つまりのトラブルの修理のご依頼がありました。つまりが発生しているのは浴室洗い場の排水口とのことでした。
以前からシャワーでシャンプーをしたり体を洗ったりすると、水がスムーズに流れていかなくなっていたそうです。針金を使ってつまりを取り除いてみると髪の毛の塊が引っかかってきて、かなりの量を取り除くことができたようですが、水の流れは相変わらず良くならないので、今回私共にお電話でのご相談に至ったそうです。
風呂のつまりの原因は、髪の毛だけではありません。毎日ご家族で洗い場で体を洗うことで石鹸やシャンプー剤、トリートメント、皮脂なども一緒に排水に流れ込んでしまいます。これらは排水口の奥深い部分で、ドロドロに腐敗した状態になってしまうことが多く、体表についていた皮脂とともに混ざると、ヘドロ状になり排水パイプの内壁に蓄積されてしまいます。
これは時間をかけてゆっくりとつまりを形成してしまうので、つまりの初期にはなかなか気づきにくいものです。もし水の流れが良いとしても定期的にパイプクリーナーを流して排水管ケアをしておくことは非常に有効です。 今回のお客様の浴室のつまりの場合は、すでにつまりがひどくなっているため、パイプクリーナーや針金などではつまりを取り切ることは難しい状態でした。
やはりここまでの状態になってしまうと我々のような専門業者にご依頼いただくのが一番となります。頑固な排水管のつまりは、業務用のトーラーという器具を使用して排水管の内部にこびりついてしまったしつこいヘドロなどの汚れをすべて綺麗に落としていく必要があります。トーラーを使用すれば回転している先端部分が効率的に汚れを落としてくれるのです。
時間は1時間程度を見込んでいますが、今回はスムーズに作業が進みましたので50分ほどでつまりを無事に落としきることができました。 排水管の徹底した掃除、さらには排水口の入り口部分の掃除も丁寧に行なってきれいにしておきました。最後に洗い場の蛇口をひねり水を大量に流して、排水の流れの様子を最終チェックし、問題がないことを確認してこの日の出張修理のサービスは完了しました。