今回の出張サービスは台所シンクの蛇口からの水漏れトラブルの対応でした。お客様は栃木県佐野市にお住いの主婦の方で、市内の住宅街の一角に一戸建て住宅を構えておられます。ここ佐野市は栃木県の南西部、関東平野の北部に位置しており周囲は山々に囲まれておりまさに自然の宝庫となっている土地柄です。また佐野アウトレットという巨大アウトレットモールがあることで知られており、最近では県外からもこの大型複合施設を目的に多くの人が訪れるようになっています。

さて、ご依頼の連絡を受けてからすぐに作業車で急ぎ気味に現場へ向かいました。15分ほどでお客様のところへ無事到着し、早速水漏れの状態を確認させていただくことに。私が到着した時にも、台所シンクの蛇口からはポタポタと水がひっきりなしに落ちていました。典型的な水漏れのトラブルです。こちらのおたくのキッチンは5年ほど前にリフォームをされておられるようで、システムキッチンも水栓もまだ新しい感じで老朽化は認められませんでした。多分これはシングルレバー水栓の内部にあるパッキンのみの劣化が原因による水漏れであると推測しました。

専用の器具を使用しながら水栓を分解して内部をチェックしますと、やはり思ったとおりパッキンがかなり固くなっている状態でひび割れが発生していました。このパッキンを取り除いてみると、つまみ出しただけでボロボロになってしまいました。こちらはリフォームにより新しい水栓にしてからまだ5年目ですが、毎日のように台所を使用されている場合は劣化スピードが早いことが多いのです。お湯やお水などを使用する頻度が高いと、パッキンのゴムは5年ほどでも劣化スピードは早いのが特徴です。

手持ちのパッキンのなかから、サイズが同じものを選び、そのままその水栓内に設置しました。作業自体非常に簡単なものでしたので15分で水漏れの修理を完了することができました。せっかくなので他の部品なども一応劣化具合を点検させていただきましたが、現時点では特に問題がなさそうでしたのでお客様には、今後は1年ごとに定期点検をしておくと安心であることをお伝えしておきました。水回りのなかでも特に台所の水栓やパイプなどからの水漏れトラブル発生の頻度は高いので日頃からこまめに注意しておくと、早めにトラブルを見つけることができますし、大きな二次被害が広がることもないので安心です。今回もスピーディーな対応をさせていただくことができ、お客様にも大変喜んでいただけました。