私は栃木県茂木町で水道業を営んでいます。というか父が社長で、私は二代目候補です。幼い頃から、父が日々、いろんなご家庭での水道のハプニングで昼夜構わずに出かけて行く姿と、工事後に人助けができたと安心して帰ってくる姿を見て、私は何も迷わずに父の跡を継ごうと考えていました。

今の世の中は、ネットでなんでも解決できることも多いのでしょうが、水道のハプニングはお客様との直接のコミュニケーションがあってこそ解決できることです。仕事の出来具合も大事ですが、それ以上に人様の家に入っていかないとできない仕事なので、そのためにも信用、信頼が何よりも大事だと思います。

私の父はまさに人間としても尊敬する人物です。仕事を愛し、お客様を大切にし、家族を愛し、この町を誇りに思う姿に本当に感動していて、この人の子どもで良かったと思って仕事に従事する姿は惚れ惚れします。あ、前置きが長くなってすみません。さて、今回の依頼は「洗濯をするとブザーがなって、途中で止まってしまいます」との連絡で、エラーメッセージのナンバーで原因を見ると排水口が詰まっているようなのです」とのこと。

早速日曜日の朝に連絡をいただいた方の家に伺いました。依頼主は30代の男性で、宇都宮市にお勤めにいらしているのですが、鉄道ファンでもあり、かつ、茂木町の移住促進事業で移住を決心して、ここで暮らしはじめて2年の方でした。茂木町は人口が12,081人の小さな町ですが、鉄道ファンの方ならご存じの真岡鉄道の終点の茂木駅の町です。この鉄道はSL列車の走る路線としても有名ですよね。

撮り鉄の趣味をお持ちでしたし、移住すると家賃の助成金が町から3年は出るので、宇都宮から引っ越ししてこられたそうです。 あ、また、本題の洗濯機の故障の話しから、大幅にそれてしまってすみません。 お客様の所に行くとついつい他のお話にもなってしまいます。皆さん気持ちのいい方が多いので、話もはずんじゃいます。 さて、洗濯機の排水口を早速開けて見てみました。排水口には糸くずや髪の毛、あと、埃が固まってくっついていました

洗濯する衣類のごみを付けたまま洗濯すると、水に流されなかった埃や髪の毛、糸くずなどが、排水口にどんどん付着していきます。洗濯の粉せっけんが多量に使用されて溶けきってなかったりすると、洗濯の粉せっけんが乾燥することで付着の役割を果たしたりもします。 この場合は、手袋をはめ、手が入るようであれば、ごみを手でつかみ取り出します。それから、歯ブラシでゴシゴシとこすり、ごみを粉状にして、水でながされやすいようにします。

それから排水口に重曹をたっぷりと入れ、それからお酢をたっぷりと入れます。しばらくすると重曹とお酢が科学反応を起こして泡が出てきますが、別に体に害のあるものではありませんのでご安心ください。この泡が汚れを溶かしてくれます。15分から20分位したら、バケツに一杯分の水で排水口に水を流します。自然に流れて行く様子が見られたら、排水口の付着ごみの問題は解決です。

あとはパイプは曲がっていないか?パイプにもゴミが溜まっていないか?を確認させていただきました。こちらは別段問題もなくオッケーでした。 今回のお客様は自動洗濯機で、ドラム式ではなかったので、比較的簡単な作業で終了できました。ドラム式となると、排水口が背面にあるので、動かすだけでも大変な作業になります。

でも、なんでもできますので、何かあったら、お気軽にご相談ください。 いや~今回のお客様は茂木町に移住してくれた方でした。私はとても嬉しいと握手してきました。茂木町で生まれ、茂木町で暮らし、茂木町の住民の皆様のためにお仕事ができる喜びを今日も味わうことができました。