栃木市と言えば冬場は非常に冷え込み、夏場は非常に暑いことで関東地方では知られています。もちろん水道工事業者にとってもこのような夏場はまだましですが、、冬場の凍てつく寒い日は、凍結破裂等でお客様から至急の対応を迫られることが多く工事の件数も明らかにピーク時が決まっています。また、比較的新興住宅街よりも建築後20年から30年経ったマンションや一戸建てが多いことも修理が多い原因になっています。そんな中で実際に修理を行ったお風呂のつまりの事例についてご紹介したいと思います。
今回伺ったのは建築されてから25年余り経ったマンションのお風呂です。お客様の申告によると浴槽ではなくお風呂場の水が流れないので困っていると言うことでした。もう少し詳しく聞いてみると浴槽から水を流すだけでも浴室に排水が貯まってしまう言うことで一般的に髪の毛などが詰まっているだけではなくもう少し深刻な状況であることがすぐにわかりました。マンションの名前を伺い、どのような作りであるかを事前に伺った上で必要な部材を持ってお客様の所へ伺うことにしました。
確認のために浴槽に少し水をためて流してみましたがお客様が話された通りに洗い場からお水が溢れてくる状態です。おそらくどこが詰まっているかと言うのもある程度分かってはいましたが手作業だけではお風呂の配管への汚れを洗い流すことは難しいと判断しました。そこで工事車両に積み込んだ道具を使うことにしました。
実際にはまとまった汚れを吸い上げる吸引器になるのですが配管の中の詰まりををきれいに取るには適した道具になります。
お客様もまめに掃除はしていたようですがさすがに利用してから20年以上も経つと配管には普段の掃除では流すことができない汚れが溜まってきます。
きちんとお客様にも説明した上で今後は一般的な掃除だけでも問題ないこと、そして少し掃除した上でも流れが悪いようであれば改めて清掃をほしいことをお願いしました。
このようにきちんとお手入れをされていても建築後に長い期間が経つとどうしても一般的な清掃では改善できない汚れでお風呂も詰まることが出てきます。
このようなつまりに対しては水道業者を呼んで対応するほかありません。費用に関しては材料を使うわけではないので人件費だけで済みます。お客様にもあまり無理のないタイミングで読んでほしいと言うことをいつもお伝えしています。あまりにも汚れがひどくなって詰まりがひどい場合は改めて違った方法が必要になり費用も上がってしまいます。