7月も半ばに近づき気温が30度を越える日が多くなって参りました。 こんな時に風呂周りで水漏れなどのトラブルで入浴できない事態になると大変不便です。 今回はそんな風呂の蛇口の水漏れ修理のご依頼をいただき栃木県は益子町へ行ってきました。 早速話をお聞きしますと、どうやら風呂場の水道からいわゆる水がダダ漏れ状態になっているようです。
リフォームを10年ほど前にしたときにサーモスタット混合水栓に切り替えようと思ったそうですが、風呂は使いなれたものがいいということでツーハンドル混合水栓を使っているとのことでした。 以前から風呂場で水漏れがしているのはわかっていたそうなのですが放置しており、今回は水道局から水道量について連絡があったのに加え、益子祇園祭が7月下旬にあり、その稽古に参加している方がおり、風呂は毎日利用したいので直るのならば、早急に直して欲しいとのでした。
ツーハンドル混合水栓から水漏れが発生している場合は、やはりなんらかの部品の経年劣化が予想されます。 また壁に直接取り付けられている場合と風呂の浴槽に設置されている場合の主に2パターンがありますので、確認が必要です。 まずは水漏れが本当に混合水栓からなのか、別の部位からではないのかを確認したうえで、水栓ならばどの部分からの漏水を実際に確かめます。
今回は壁つきのタイプの水栓からのものでしたが、思った以上に漏水している箇所が多く、確認したところ吐水口、ハンドルの下のナット、シャワーのヘッド、そしてクランクからが確認できました。 このため止水栓を閉めてから1ヶ所ずつ修理していきます。 クランクナットをゆるめ本体を取外しパッキンの交換をします。取り外したことでスムーズに作業できますので、いわゆるケレップ、コマと言われる物とパッキンの交換を一気に行い、時間を短縮。 取り付けたシャワーのところからの漏れがありましたので、再度止水栓を閉めて、切り替え部の交換後、確認し作業は終了。 益子町のお客様、今回はご依頼を頂くとともに関東三大奇祭の「御神酒頂戴式」の見学のお誘いを頂きまして、誠にありがとうございました。