私は芳賀町で水漏れ工事の作業員をしています。
その日は町内の20代のご夫婦のお宅で、水漏れがったからすぐ来てほしいと言われて、電話があった2時間後に伺うことになりました。お客様のご自宅はマンションで50世帯くらいが入った地元では大型マンションでした。

問題が起きた箇所はまずトイレです。トイレの水を流しても、詰まっているのか全然水が流れなくて便器に水がたまったままになってしまい溢れてしまいます。またそれと関係性があるのかはその時は定かではありませんでしたが、お風呂の排水管から水が漏れており、その2か所を直してほしいという依頼でした。

まずは私の得意とするお風呂から見せて頂くき、ユニットバスのパネルを外してみるとトラップのつなぎの部分から水が漏れていました。
排水管自体はそんなに古くなく10年くらいだと言っていたので、おそらく地震等の衝撃によって、少しずつつなぎ部分がゆるんで、それが水漏れにつながったのだと思われます。

私はすぐに修理に取り掛かりました。水漏れと言っても、被害は最小で、水がぽたぽたと垂れる程度でした。もっと大がかりな修理になると、排水管をまるごと取り替えたり、新しい鉄板溶接で、水漏れ部分をふさぐような処置がなされます。今回のお宅のケースは非常に小さいズレによるものなので、増し締めによるメンテナンスで直せると判断しました。

予想通り、症状は5分程度で改善させることができました。
次にトイレからの水漏れについて調査を開始しました。排水管を確認しましたが、排水管自体には異常は見られませんでした。そこでトイレの便器を確認してみました。

通常トイレの修理はうちの会社では私の担当ではないのですが、そうも言っておれず、とりあえず基本てきたところからやってみることにしました。ダメな場合にはトイレの担当にすぐに来てもらう手はずになってましたが、詳しく見るまもなくローポンプスーパーを一度で詰まっていたトイレットペーパーが大量にでてきて無事つまりは解消されました。