日光市のお客様から洗濯水栓に繋がっているホースの接続部分から水漏れしていてお困りとのお電話をいただきました。スイッチを入れて注水が始まると漏れが止まるようで、注水が止まるとポタポタとひっきりなしに漏れ出してくるとのお話でした。給水栓の接続部分というのはもともとトラブルが発生しやすい箇所です。洗濯機が止まっているときははかなりの水圧がかかってしまうので給水栓の接続している部分にも当然ながら圧力がかかってしまい、この負担が継続しているとだんだん水漏れが出てきてしまう仕組みになっています。

お客様がお住いなのは日光市です。この街は古く江戸時代から日光東照宮の門前町として発展してきました。今では日本でも有数の観光地としてその名を知られています。歴史を感じさせる街並みも、年間を通して非常に魅力的で感慨深いものがあります。 さて、日光市内で築23年のお宅にお住いのお客様のところへ、作業車を走らせました。ご依頼をいただいたその日のうちに対応させていただくことにより、少しでも早く安心していただきたいとの思いから誠心誠意の対応を心がけています。

15分ほどでご自宅に到着。洗濯機が設置されているランドリーエリアに通していただきました。広いキッチンの隅っこに全自動の洗濯機がありました。洗濯機の給水の蛇口にはねじ止め式のニップルが取り付けられていました。これは一時期は大変よく見かけたタイプの部品になります。ですが、ネジがうまく接続されていなかったり、ちょっと緩んでしまったりということが原因で、そこからいとも簡単に水漏れが始まってしまうので、現在ではあまり使用されなくなっています。 今回、ニップルを取り外してみると出てきたパッキンがかなり劣化していることがわかりました。

パッキンをひとまず新しいものに交換しました。またニップルの取り付けのネジもしっくりと締まっていないようでしたので、新しいネジを取り付けてしっかりと締めてみました。洗濯の水を注水して水漏れの状況を確認したところ、水漏れは完璧に止まっていたので修理はこれで完了となりました。ですがこのニップルだと接続部分が抜けたりする恐れがあるので、次回はオートストップジョイントという新しいタイプの水栓に交換することをご提案しました。