宇都宮市内にお住いのお客様が洗濯排水のつまりが発生して洗濯の脱水の途中で急に停止してしまったとのことで大変お困りのご様子で私共のコールセンターにお電話をいただきました。ちょうど洗濯機の脱水時に警告音が鳴り、作動停止してしまうのはたいてい洗濯排水のつまりが発生しているため、排水がうまく流れていかず緊急停止してしまうのです。今回も経験上、ほぼ間違いなく洗濯機の下にある排水口がつまりを起こしていると考えられました。

こちらのお宅では、小さなお子さんもおられるので毎日のように2回洗濯機を回しておられるので1日でも洗濯機が使用できないとなるとかなり困った状況になってしまうと、奥様が困り果てた様子でした。 お電話で住所などをお伺いしてから宇都宮市内の住宅地の方へ、なるべく早く到着できるように作業車を走らせました。ほどなくしてご依頼主のご自宅に到着し、すぐに洗濯機の状態を点検しました。

まずは洗濯槽にほぼいっぱいの状態の洗濯水を抜く作業から始めなければなりません。少しでも洗濯機を軽くしなければ、防水パンから洗濯機本体をずらすことが難しくなってしまうのです。こうした作業は、こちらとしても慣れているので迅速に作業を行うことができます。心配そうに作業をご覧になっているお客様には、洗濯機の状況や、考えられる原因などをお話させていただきながら、排水口の状態を確認し最終的にお見積もりを出させていただきました。

洗濯排水には、洗濯洗剤の泡に含まれているぬめりの成分や、衣類に付着している皮脂の汚れ、さらには衣類から出てくる細かい糸くずなど、排水口に流れ込むと、長い年月を経て、つまりの原因となってしまうもののオンパレードが日々流れ込んでいくわけです。ですから本来なら、1ヶ月に一度ぐらいは排水口の掃除をするべきなのですが、いかんせん非常に重量のある洗濯機が排水口の上には鎮座していますから、これを素人さんがずらすことは、危険です。

やはり水道修理の専門家に任せるのが一番です。 さて、実際に排水口からワイヤーを使用して、つまりを取り除く作業を慎重に行いました。ワイヤーを通して手探りしながらつまりを少しずつ削る作業なので、忍耐が必要になります。焦らずじっくりと時間をかけて少しずつ汚れを取り除くことができました。念のために業務用のパイプクリーナーの薬剤を流しておけば、わずかな汚れのこびりつきも溶かして洗い流すことができますから安心です。修理の作業時間は1時間ほどでした。洗濯機を元どおりにして、改めて運転を再開させてみますと警告音なしにスムーズに作動をはじめ、一同ホッとしました。